ParaFla! 高度 5-3 〜Flashをアップロードしてみる〜


自分の作ったFlashをインターネットに公開して他の人にも見てもらいたい場合、
インターネットに swf ファイルをアップロード [?] します。

ファイルをアップロードするためには自分のサイトを持っている必要がありますが、
サイトを持っていない場合はファイルをアップロードできる場所がありません。
そこで、一時的にファイルをアップロードできる保管場所としてアップローダ [?] を提供しているサイトがあるので、そこを利用させてもらいましょう。

アップローダ提供サイトのリスト:ParaFla! Wiki 役立ちリンク - アップローダー

一部のアップローダでは一定期間が過ぎるとファイルが削除されてしまったり、
Flashの一部の機能(URL呼び出しなど)を使用している swf はアップロード出来ないなどといった制約があることがあるので注意しましょう。
また、短時間に何度もファイルをアップロードしたりするとアップローダに負荷がかかってしまうのでやめましょう。

swf ファイルをアップロードすると、そのアップローダに swf ファイルが転送(コピー)されます。
アップローダのファイルリストの中にアップロードした swf ファイルがあるので、そのファイルのURLにアクセスするとFlashが表示されるはずです。

アップロードできたら、掲示板などにコメントとともにファイルのURLを書き込んで公開してみましょう。
例えば、FLASH ParaFla!(ParaFla! ユーザーによる情報交換のための掲示板)にある「【初心者】何でも気軽に【幼稚園】 part5」や「【いろいろ】ParaFla!作品集【楽しい】」スレッドなどが良いと思います。
(ただし、FLASH ParaFla! 掲示板ではスパム対策のためURLを含んだ書き込みができないので、URLのはじめの「http://」を「ttp://」のように h を抜いて書き込むようにしてください。)

自分のサイトを持っている方はアップローダを利用しなくても自分のサイトに swf ファイルをアップロードすることができます。
自分のサイトへファイルをアップロードする方法についてはここでは説明しません(というより説明しなくても自分のサイトを持っている方ならすでに知っていると思います)。

自分のサイトでFlashを公開する場合、 swf ファイルを直接表示せずに swf ファイルを html ファイルに埋め込んで表示するようにすることで、
以下のようないくつかの現象を発生させないようにすることができます。
(アップローダの中にも、これらの現象を起こらないように自動的に処置してくれるものもあります。)

例:

html のページ内にFlashを埋め込んで表示するには、Flash表示用の html タグを記述する必要があります。しかし、Flash表示用の html タグは ParaFla! で swf と一緒に出力することができます。
ParaFla! で、「ファイル(F)」から「詳細設定(T)...」を選択して、「SWF生成時にHTMLも保存する」にチェックを入れます。
すると、「SWFファイル生成(M)...」したときに、 swf ファイルと一緒にFlash表示用の html タグが記述された html ファイルも出力されるようになります。
出力された swf ファイルと html ファイルを同じ場所に保存し、 html ファイルを開くとFlashが表示されるはずです。
(ここで出力される html ファイルは「parafla.exe」と同じフォルダにある「template.txt」を元にしているので、「template.txt」を編集すれば、出力される html ファイルの内容をカスタマイズする事ができます。)

Flashを html ファイルに埋め込む際の html タグは具体的には下のようになります。
このタグを書き込んだ位置に swf が埋め込まれます。

<object classid="clsid:d27cdb6e-ae6d-11cf-96b8-444553540000" codebase="http://fpdownload.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/swflash.cab#version=8,0,0,0" width="400" height="200" align="middle">
  <param name="allowScriptAccess" value="sameDomain" />
  <param name="movie" value="sample.swf" />
  <embed src="sample.swf" width="400" height="200" align="middle" allowScriptAccess="sameDomain" type="application/x-shockwave-flash" pluginspage="http://www.macromedia.com/go/getflashplayer" />
</object>

タグの「src」、「value」の値に swf ファイルのURLを、「width」と「height」の値にそれぞれFlashの幅と高さを記述します。
赤文字の部分を書き換えます。

html に埋め込んだ swf はこのページのサンプルのように表示されます

また、以下のツールでも簡単に swf 表示用の html タグを生成できます。
Flash埋め込み用htmlタグ生成ツール

自分のサイトでFlashを公開する際、swf ファイルはアップローダにアップロードし、自分のサイトの html でそれを表示するという事はやめましょう。
自分のサイトで html に埋め込んで表示したい swf は必ず自分のサイトにアップロードしてください。
また、直接リンク(⇒直リン)にも気をつけてください。


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